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プロフィール
滋賀県彦根市に生まれる。
東京芸術大学声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。卒業時に、松田トシ賞受賞。
1992年よりドイツに留学。ミュンヘン国立音大マイスタークラス修了。
プフィッツナー歌曲コンクール第2位、ARDミュンヘン国際コンクールファイナリスト(女声第4位)、J.S.G. 国際歌曲コンクール第3位受賞。
滋賀県文化奨励賞受賞(2001年)、二期会会員、東京室内歌劇場会員。
故木村宏子、黒川綾子、佐々木成子、多田羅迪夫、安居史恵子、村岡秀利、H.ブラシュケ、H.マルティン・シュナイト(オラトリオクラス)、H.ドイチュ(ドイツ歌曲解釈)の各氏に師事。また、Eヘフリガー、H.ホッター、C.ルートヴィッヒの特別クラスにも在籍。

ドイツ滞在中はヨーロッパ各地でのコンサートにソリストとして出演、新聞の批評においても高く評価される。西ドイツ放送南ドイツ放送局のTV・ラジオに出演。1996年帰国後も、たびたび演奏会に招かれる。

レパートリーはバロックから現代曲まで幅広く、宗教曲、ドイツリートを多く手がけ、近年オペラでは、2004年新国立劇場でのRシュトラウス「インテルメッツォ」で熱演。

またこの数年にわり、ロシア、イタリア、東京での入野義郎「曽根崎心中」公演(お初役)で、ブルゾン、ヌッチ、サッバティーニなどを生み出したイタリアスポレート劇場においても「光り輝く力強い表現をする素晴らしいソプラノとの最高の紙評を受け、古典や現代の枠を超えた日本音楽の世界にも活動の幅を広げている。

新国立劇場音楽監督若杉弘指揮、鈴木敬介氏演出、東京室内歌劇場の紀尾井ホールオペラシリーズにおいて、2000年のチマローザ「秘密の結婚」(エリゼッタ役)、2001年パイジェッロ「ラ・マンチャの男ドン・キショッテ」(伯爵夫人役)、2002年サリエーリ「ファルスタッフ」(フォード夫人役)、2005年パイジェッロ「美しき水車小屋の娘」(ラケリーナ役)、2006年モンテヴェルディ「オルフェーオ」(ニンファ役)、2007年、ヘンデル「アルチーナ」(主役)など、古典オペラでのソプラノの重要な役柄を与えられ、声の美しさのみならず、その卓越した表現力や豊かな音楽性においても常に高評を得ている。
また、2007 年には国宝・彦根城・能舞台で宮城道雄、平井康三郎などの作品を邦楽器と演奏し、2008年5月には、東京青山の能舞台にて再演を実現した。
また、同年秋には、滋賀県石山寺にて、源氏物語千年紀に寄せて、現代作曲家・宮崎滋氏の新作歌曲「夕顔譚詠」(笙・二十五絃の共演による)を奉納演奏するなど、日本の作品にも力を入れている。

オペラやコンサートに加え、独自の美意識に基づいたさらなる今後の新しい試みに期待がかかっている。
東京都庭園美術館新館大ホールにて名曲サロンコンサートを開き、自ら曲の解説を行いつつ、クラシック作品の枠を越えて、数々の名曲の魅力を伝えるなど、より独創性高い演奏会を追求している。

現在、愛知県立芸術大学音楽学部声楽科、及び石川県立金沢辰巳丘高等学校芸術コース声楽専攻の非常勤講師を務める。


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